昼前のコルチゾール値が低くても、それだけでは副腎不全かどうかは判断できません。コルチゾールにははっきりした日内変動があり、昼前〜午後はもともと低い時間帯なので、この時間帯の数値だけで診断することはできないようです。副腎不全の診断には、朝（8〜9時）のコルチゾール測定とACTH負荷試験（Synacthen test）が不可欠とされていて、副腎が適切に反応しているかどうかを確認する必要があります。最終的な判断には内分泌科での専門的な評価が必要なので、気になる場合は専門科で相談しておくと安心です。

診断の流れは、こちらに整理しています。

※副腎皮質機能低下症の闘病に関して、メッセージやDMでいただいたご質問に、私自身の体験談として回答した内容を記録しています。ご質問はメッセージから受付しています。