参考にしている文献

最新の専門書

欧米のコミュニティで話題になっているPeter C. Hindmarsh(内分泌医)とKathy Geertsma(患者家族)の副腎不全の補充療法の書籍Replacement Therapies in Adrenal Insufficiency」という副腎不全の補充療法の書籍には、2024年3月時点で最新の情報から、原因・メカニズム・補充療法・薬物相互作用・副作用・緊急時の対応などの情報が、病状別(アジソン病・下垂体機能低下症・先天性副腎低形成・副腎摘出)に解説されています。この書籍の概要は「副腎不全の補充療法の書籍」に、感想文は日記の第58話「副腎不全の専門書」に記録しています。

Hindmarshの書籍の関連記事

最新の論文

現在の内分泌学会のガイドラインの服用量(単純に体重換算や体表面積換算から算出)は、原発性副腎皮質機能低下症をベースに作成されている事から、原発性と続発性の両方を考慮したEystein S Husebyeの副腎不全の論文Adrenal insufficiency」を元にしたガイドラインを取り入れて治療しているケースが増えているそうです。最新の理論にご興味ある方は購入(Academic & Personal: 24 hour online accessUSD $39.95+ applicable tax)して読む事が可能です。情報の一部は「補充療法の漸減アプローチ」にまとめています。

Husebyeの論文の関連記事

患者が執筆した書籍

Kindleで購入できる副腎皮質機能低下症の本を読んで参考にしました。詳しくは第5話「欧米の情報」にまとめています。

コミュニティの情報

この病気と上手く付き合って行く為に、欧米の実名登録制の副腎皮質機能低下症コミュニティ(内分泌医と研究者も所属・入会条件あり)の、複数の副腎皮質機能低下症のグループ・続発性限定のグループ・論文研究ディスカッションのグループ・アスリート(運動する人)のグループ・女性限定のグループ・テーパリングのグループなどから情報収集して、闘病日記とは別で、メカニズムに関する事は「Note」へ、ヒントになる情報を「Misc」に記録しています。

国内の最新情報

タイムラグがある様ですが、欧米で主流になっている治療法や対処法は、可能な限り国内でも適用になっている様です。

セミナーまとめ

第13回市民公開講座(2024.12.15)
オンライン医療講演会(2024.12.08)
下垂体ミニレクチャー(2024.07.07)
下垂体の市民公開講座(2024.03.16)

診断・治療ガイドライン

ガイドラインの補足文献(2024.06.13)
ガイドライン2023年版(2024.03.19)

日本の研究・論文

低用量補充の検討について(2024.08.05)
CBGや薬剤の影響(2024.06.01)
間脳・下垂体・副腎系研究会(2024.03.18)

その他、欧米の論文や研究からのヒントもあわせて参考にしています。
論文・研究の記事一覧

※補足として文献参考のヒントに、文献の信頼性を判断する目安を記載しています。

闘病日記 by ここ プロフィール