第65話「旅行と服薬」

コートリルを頓服に切り替えて7ヶ月になりました。体調が良い日常は、コートリルの力を借りずに過ごしていますが、体調不良時や旅行の様な非日常のイベントでは、少なからずコートリルを服用して対応していました。

そんな中で、昨年と同じ離島のリゾートへ2泊3日で行くことになりました。持って行く荷物が多い私は、やはりパッキングの作業で少々バテましたが、コートリルを服薬するレベルでもなく、良い感じの体調で旅程をスタートできました。

暑さ対策でスポーツドリンクを数本持参し、なるべく涼しく過ごせる服を選んで対策していましたが、今回はそもそものコンディションが良かったからなのか、スポーツドリンクも余り、昨年の様に汗が出なくなることもなく、熱中症のようになることもなく過ごせました

昨年は体調不良で半分も食べれなかった、グルテンフリーのフルコースも、今回は完食することができました。昨年はコートリルを10mg追加して、恐る恐る入った海やプールも、体調に気をつけながら、それなりに楽しむことができました

夜になると健康な旦那さんもお疲れで、私も疲労感を感じていましたが、眠って回復できたので、翌日にダメージを持ち越すことはありませんでした

コートリルを追加しなくても出来る運動を、日常的に継続しているので、基礎的な体力や筋力が戻りつつあることも、良かったのかもしれません。加えて、この数ヶ月は睡眠の質が更に向上し、旅行の前日や旅行中も熟睡できたことも、良かったのかもしれません。

ちなみにApple Watchの安静時心拍数※1のデータによると、不調だった2019年12月~2020年12月の平均は74拍/分で、2023年8月~2024年8月の平均は66拍/分と、低下傾向なことが記録されていました。

  1. 安静時心拍数とは、身体が安静にしている時(座っているか横になっている状態)のリラックスした状態の心拍数です。一般人の正常値は60~70拍/分で、低い方が望ましく、心臓の健康状態が良いことを示すそうです。

安静時心拍数

健康な人の様にコルチゾールが作れない体質でも、無理せず上手くコントロールすることで、コンディションを整え、楽しい時間を過ごすことは、不可能ではないと思いました。ただ、健康な方々と比べて、コンディションを整える為に、より多くの努力が必要になる様です。

おそらく今の私の状態は、体調不良や炎症による継続的な負荷には、コートリルが必要ですが、活動量超過による負荷は、ある程度まで自発コルチゾールで対応できる様です。


闘病日記 by ここ プロフィール