Miscコーヒーの影響

しばらくコーヒーを飲んで実験してみました。自発コルチゾールに余裕が出てきたから挑戦してみたのですが、やっぱり腸内環境への影響が大きくて、お腹を壊したり、逆に滞ったり、水滞の症状も出てしまい、不調が増える結果になりました。

逆に考えると、腸内環境が安定していたのはコーヒーを控えていたおかげだったのかもしれません。腸の状態が悪化すると、せっかく寛解している喘息にも影響する可能性があるので、カフェイン依存になる前に撤退することにしました。

健康な人には平気なことでも、電解質の調整が苦手な副腎皮質機能低下症だと負担が大きくなることがあるんだと思います。欧米の副腎皮質機能低下症の患者で、回復まで進めている先駆者たちが口を揃えて「負荷」と言っていたものは、やっぱりその通りなんだと思いました。

実際、欧米でも「どうしてもコーヒー飲みたい」と頑張っている人たちは、不安定さを抱えているケースが多いようです。

健康を支える自己管理

コーヒーに限らず、尿酸値が高い人がプリン体を控えるとか、肝臓が弱い人がお酒を控えるとか、ステロイドを使っている人が甘いものを控えるとか、血圧が高い人が塩分を控えるとか、どれも同じように「自己管理」なんだと思います。

特に仕事をしている人は、ある程度体調を整えていないと、「あてにならない人材」になってしまい、相手にされなくなるのが現実かもしれません。

健康な人であっても「病気を増やさないための自己管理」は少なからずやっている時代だし、体が弱い立場だからこそ「自己管理もしていない」と思われないように、できることはやろうと思っています。

そうやって自分なりに工夫して過ごしていく姿勢は、周囲からの理解にもつながるし、「自業自得」と受け止められて損をすることを減らすことにもなるのかなと思っています。

2025.8.20 掲載

欧米のコミュニティや患者さんが執筆した書籍では、具体的で実践的な知恵がたくさん紹介されています。このブログでは、そのなかから「病院では教えてもらえない工夫」を学び、自分でも試して効果を感じられたことを記録しています。副腎皮質機能低下症のメカニズムに関する情報は「Note」へ、参考になった情報は「Hint」へ、その他の情報は「Misc」にまとめています。読んでくださった方が、自分なりの工夫を見つけるヒントになればうれしいです。

※医療も翻訳も素人で、コメントも個人的な感想・見解です。