第48話「断薬と頓服」
コートリルを頓服に切り替えて25日が経過しました。インフルエンザに感染した時と、東京への旅の時は、コートリルの力を借りましたが、それ以外の日は服用無しでも問題なく、朝から夜まで忙しい日は適度に休憩を入れることで、それなりに回復して終日過ごせています。
遅い時間まで動きすぎた翌日は、多少怠さが残っていることもありますが、健康な旦那さんも同じ様なコンディションだったりするので、スポーツドリンクや梅タブ、日常食べている食事からの栄養に気をつけることで、コートリルを頓服することなく体調維持しています。
開業医のH先生のクリニックで、絶食・コートリル抜きの早朝採血をしていただいたところ、コルチゾール12.7μg/dL・ACTH 9.7pg/mLと、ACTHは正常値で、コルチゾールは今までで1番良い数値になりました。私のピークは8時頃なので、日常生活には充分のコルチゾールが作れていそうな感じです。
※絶食・コートリル抜き・安静時・9時の採血・睡眠△
初期の頃、コルチゾール 1.6μg/dLしか出せず、毎日20mg服用しても体調が悪かった日々からすると、まるで生まれ変わったように感じています。食事を改善したのが良かったのか、低値だったフェリチンやカリウムも改善されていましたが、総蛋白とアルブミンは変わらず低値でした。
開業医のH先生の話では、総蛋白とアルブミンは肝臓が関係しているらしく、でも肝機能は全然悪くないので、やっぱり何かしらのホルモン異常が関与しているのかもということでした。
※絶食・コートリル抜きの数値の推移
今までの推移からも、自発コルチゾールは安定して2桁くらいは作れているのかもしれませんが、主治医の話だと、15μg/dLくらいあると、ある程度の負荷にも対応できるのかもということだったので、あと少し回復できるように、健康意識が高い方々や、欧米の副腎皮質機能低下症の方々の取り組みから学ぼうと思います。
Adrenal Alternatives Foundationが出してるFactors that can impact cortisol levels(コルチゾールレベルに影響を与える可能性のある要因)にもMedications(常用している薬)がしっかり記載されていて、欧米の副腎皮質機能低下症の方々は、服薬している薬やサプリも精査して、最低限のコートリルで過ごせるように取り組んでいる様です。
初期の頃の生活改善で薬の精査をしているので、かなりシンプルな服薬になっているのですが、T先生からの情報とも共通していますし、副作用がある薬もゼロではなく、あと少し頑張れば減らせそうなものもあるので、この機会に取り組んでみようと思います。
もうすぐクリスマスとお正月ですが、無理せずマイペースに、良い雰囲気の中に身を置く様に心がけて、ゆっくり過ごそうと思います。
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