第29話「服用と数値」

副腎皮質機能低下症と診断されて11ヶ月が経ちました。

健康な人よりもコルチゾールは低値ですが、なるべくストレスや寝不足に気をつけながら、健康な人と変わらない活動量で、毎日アクティブに過ごしています。5月18日の内分泌の血液検査の結果は、ACTHが2.6pg/mL・コルチゾールが8.4μg/dLでした。

※食事あり・朝6時に服用・通常時・9時半の採血・睡眠○

開業医のH先生のクリニックでの、絶食・コートリル抜きの早朝の血液検査では、いつもより少し早めの時間に、シャワー&ヘアメイクなしで挑んだところ、ACTHが5.5pg/mL・コルチゾールが8.9μg/dLで、今までで1番コルチゾール値が高かったのですが、ACTHが基準値以下でした。

※絶食・コートリル抜き・吸入ステロイド抜き・安静時・8時45分の採血・睡眠○

自発でコルチゾールが8.9μg/dL作れているけれど、ACTHの出が健康な人よりも鈍いので、日常生活で負荷があった時だけは注意して、最低限のコートリルの補充で、生きている副腎機能を潰してしまわない様に、体調維持をして行こうと思います。

コートリルを飲んでも飲まなくても、コルチゾール値は変わらないことと、むしろ服用した方がACTH値が低くなっているように見えるので、体調次第では自発である程度カバーでき、頓服でも体調維持ができる可能性があるのか、今度主治医に意見を聞いてみようと思います。

※絶食・コートリル抜き・安静時の数値の推移

ACTH単独欠損症疑いの副腎皮質機能低下症と診断された当初は、早朝コルチゾールが2.1μgで、11ヶ月経った今、同じ様な条件の血液検査で8.9μgまで上がるようになり、実際に体調も良くなっていってるので、副腎機能が少し良くなる可能性はゼロじゃないと思っています。

数値の通り、今はACTHの出が悪いので、アクティブにあちこち出かけるライフスタイルを続ける限り、少なからずコートリルが必要だと思ってます。いつかコルチゾールが2桁出せるようになることを目標に、引き続き体に優しいライフスタイルで過ごして行こうと思います。


闘病日記 by ここ プロフィール