第54話「活動量と体調」
コートリルを毎日飲まずに過ごせるようになって3ヶ月経過した頃から、少しづつ活動量を増やす試みを続けていて、本当に少しづつですが、活動量のキャパが増えています。
仕事や日常生活にプラスして、所属している社会奉仕団体の活動で、受付・カメラマン・ドネーションの会計などを手伝い、初めて会った方々との名刺交換や交流など、非日常な活動量と緊張感があった翌日は、まるで登山した後の様な疲労感で目覚めました。
そんな体調でもコートリルの力を借りず、少しゆっくり目に過ごすことで徐々に回復して、1日を乗り切ることが出来ているので、滅多に頓服をすることもなく過ごせています。
今日の内分泌科の受診日では、そんな日常の近況報告と、海外旅行やコロナ感染時のサポートのお礼を、内分泌の専門医のS先生に伝えました。
※ランダムコルチゾール値(朝9時〜12時)
採血の結果はコルチゾール9.0μg/dL・ACTH10.2pg/mLで、低めではあるものの、コルチゾールもACTHも基準値内に入っていて、DHEA-Sも今までの最高値の21μg/dLで、内分泌の専門医のS先生も「やっぱり回復しているのではないか」という見立てでした。
DHEA-S低値は、ACTHが長期的に低く副腎が反応できていないことの指標でもあるらしく、最初の検査入院(2022年7月)の時は2μg/dLという超低値だったのですが、今回は21μg/dLと低めとは言え、初めて基準値内に入っていました。
回復しつつある状況かもしれませんが、強い負荷に対してのACTHや副腎のレスポンスが正常ではない可能性の方が高いので、引き続き「キャパを超えた無理をしないこと」や「コートリルを持ち歩くこと」は必須な状態の様です。
総蛋白とアルブミンもギリギリ基準値内に入っていました。アルブミンは血管内の亜鉛・鉄・カルシウム・酵素・ホルモン・脂肪酸・薬などを各所に運搬してくれる物質なのと、コルチゾール結合グロブリン(CBG)を意識する上で、関係あるのか分かりませんが、なんとなく気にかけています。
数値や体感からも、順調に回復できている様なので、今後も良い方向へ進める様に、どんなことに注意すると良いのか、どんなことが私にとってリスクなのか等のアドバイスをいただきました。
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