第36話「疲労のリセット」

先週は連日のスケジュールに対応する為に、コートリルを微量追加しながら過ごしていたのですが、それでも身体に疲労が蓄積していたので、2日間連続で「自主的に動かない時間」を2時間ほど作って、溜まっていた疲労をリセットしました。

その日の午後は、ショッピング・外食・バーでおしゃべりする時間も楽しんで、22時過ぎに帰宅しました。その翌日は「のんびりする為のプチ旅行」へ出かけたのですが、近郊だったことと飛行機に乗らなかったことから、ベース量(コートリルの追加・増量なし)で過ごしました。

私は1泊でも荷物が多いので、旅行の準備と帰宅後の開梱作業が少し負荷になった様ですが、コートリルを追加する程ではなく、多少疲れていたものの、帰宅後もショッピング・マッサージ・外食まで無事過ごし、少し早めの22時ごろに就寝しました。

しっかり眠れた様で、今朝も定時に起床して、シャワー・ヘアメイク・モーニングルーティン・朝食と旦那さんのお弁当作りを終わらせたので、仕事の様子をみつつ、疲労をリセットする時間も作ろうと思っています。

私の「疲労のリセット」の方法は、ベッドでもリクライニングチェアでも良いので、体を脱力すること・目を閉じて何も考えないことです。可能なら少し暗めで静かな環境を作って、デジタルデトックスもしています。俗に言う瞑想のような感じでも良いのかなと思っています。

活動する時と休息する時のメリハリを意識して、こまめに体調を整えることによって、体調維持に必要なコートリルの量を減らせるだけでなく、その後の数日間は小さな不調が減り、健康だった頃のようにテキパキと動ける時間が増えるので、相対的にアクティブな活動量も増やせている様です。

私の場合、コートリルを負荷がかかる時点で補充する「予知的追加」と同じように、コルチゾール不足になって動けなくなる前に、自主的に動かない時間を作って疲労を溜めないことも、副腎皮質機能低下症と上手く付き合っていく為のポイントなのかもしれません。

副腎に予備能が残っていて、若干少なめのコートリルで体調維持をしている場合、いつもイマイチな体調になってしまい、活動量や活動の質が悪くなることで、筋力が落ちてしまうことにも繋がるので、アクティブに動ける時間を維持できるように工夫しようと思います。

プチ旅行の宿は、老舗旅館のオーシャンビューのお部屋で、夕方はバスルームから虹が見えました。お料理はグルテンフリー対応していただき、天ぷらは片栗粉で作ったものでしたが、小麦粉や米粉の天ぷらよりも、私の好みの食感だったので、新しい発見になりました。


闘病日記 by ここ プロフィール