第13話「未来の為に」

少しでも自発コルチゾールが作れるようになることを目標に、HPA軸に詳しい人からのアドバイスや、同様の状態から回復した人を参考に、今まで継続してきた生活改善にプラスして出来ることを続けています。

  1. 血糖値をブラさない
  2. 治せる不調は治療する
  3. あらゆるステロイドを断つ
  4. 激しい有酸素運動を控える
  5. 概日リズムを整える
  6. 腹八分を心がける

血糖値は脳のストレスに関連する部分に影響を与えるので、食べる内容や順番を工夫して、血糖値をなだらかに保つように心がけていて、必要な時は補食して夜間低血糖を防いでいます。

対処療法で抑えている不調が密かにコルチゾール不足の原因になってる可能性もあるので、以前手術を受けた婦人科系疾患も含め、治せる不調はできる限り治療して体調を整えるようにしています。

コートリルの量を最小限にすることと、局所・経口・静脈からのステロイドや、目薬・クリーム・軟膏・プロゲステロン・DHEAサプリメントや化粧品に含まれるステロイド様成分も極力摂取しないようにしています。

運動で分泌するアドレナリンとノルエピネフリンは、HPA軸や室傍核のストレス反応に関与しているという理論から、キックボクシングやケトルベルなどの激しい有酸素運動を、しばらくの間お休みしています。

概日リズムを整えることと腹八分を心がけることは、健康管理には当たり前のことかもしれませんが、仕事の都合や外食の多いライフスタイルから、意外と出来ていないことだったので、以前よりも意識するようにしています。

何も意識していなかった昨年の冬に比べ、自律神経が原因の不調が減り、気圧・温度・湿度の変動によって起こっていた気象病が軽快し、片頭痛の頻度も減って、ほとんど薬を服用しなくなりました。コートリル2.5mgベースで運用していて、活動量が多い日も追加無く過ごせることが増えてきました。副腎が今の服用に慣れていくのを見守りながら、未来の自分の為にできることを続けて行こうと思います。


闘病日記 by ここ プロフィール