第12話「初めての冬」
副腎皮質機能低下症と診断されて初めての冬になりました。病気のことを意識せず過ごせる時間も増えてきたことで、本当に病気のことを忘れてしまい、無理をしてコントロール失敗してしまうことがあります。
私の場合、コートリルは毎朝5mg飲めばカバーができ、ペインスケールもゼロになるのですが、活動量や負荷の低い日はコルチゾールが余っているように感じるので、2.5mgベースで必要時に追加しています。コルチゾールが枯渇した時は、指の関節痛・吐き気、体温調節ができず寒さに襲われます。判断力が低下し、動悸・息切れ・頭痛になり、低血圧・低血糖の症状が出て、最終的に寝落ちしてしまいます。
日常生活で適度な負荷にはレスポンスできていても、自分のポテンシャルの「適度を超えた過度の負荷」がかかった場合、その負荷にレスポンスできる能力が健康な人よりは弱く枯渇してしまうのかもしれません。近い将来、この負荷にレスポンスできる能力も、徐々に人並みに戻ってくれることを期待して、自分に合ったコートリルの量で体調維持をしながら、良いコンディションで過ごして行けたらいいなと思います。
闘病日記 by ここ プロフィール
- X(Twitter)と コミュニティも合わせてどうぞ