Misc加工肉のリスク

無添加であっても、加工肉(ソーセージやベーコン)にはいくつかのデメリットがある事を知り、我が家ではほとんど食べなくなりました。その理由を簡単にまとめてみます。

発がんリスク(加工肉そのものの問題)

WHO(世界保健機関)は、加工肉を「グループ1の発がん性があるもの」と分類しています。これは「喫煙」や「アスベスト」と同じカテゴリーですが、「リスクの大きさ」ではなく「因果関係が明確」という意味だそうです。

たとえ無添加でも、肉を加工する過程(塩漬け・加熱・燻製など)で発がん物質(例:ヘテロサイクリックアミンやPAHs)が発生する可能性があります。また、発色剤などが使われていなくても、脂の加熱による酸化や焦げなどが影響するそうです。

脂質と塩分が多い

無添加でも、飽和脂肪酸が多く、心血管リスクに影響したり、ナトリウム(塩分)量が高く、高血圧や腎機能に負担がかかるリスクがあります。

たんぱく質源としての「質」が低い

ソーセージやベーコンは、精肉よりもアミノ酸バランスや吸収効率が劣ることがあります。加工工程で一部の栄養が壊れたり、コラーゲン主体でたんぱく質量に比べて質が下がることもあるそうです。

血糖やインスリンへの影響

一部の研究では、加工肉の頻繁な摂取がインスリン抵抗性に関連するという報告もあるそうです。また、肝臓や腸内環境に負担がかかる可能性があるそうです。

まとめ

無添加のソーセージやベーコンでも、食べた後のタイミングで片頭痛が起きることが何度かありました。試しにこれらを一度やめてみたところ、すっかり頭痛が出なくなり、原因がはっきりしたように思います。

無添加であることは大切ですが、加工という“過程”自体が体に影響することもあるため、できるだけ新鮮でシンプルな食材から栄養をとる意識を大切にしようと思っています。

2025.6.3 掲載