HPA軸に詳しい精神科医の著書によると、ストレス（肉体的負荷・メンタル含め）に強いということは、ストレスに弱い人と比較して、コルチゾールを出さずに同じ行動が出来るということの様です。

副腎機能が健康な人の「コルチゾールを出さずに」は、副腎皮質機能低下症にとって「コートリルの追加無しで」というニュアンスです。

私はACTHが上手く出せない体質なので、なるべくコルチゾールを消費しないライフスタイルを心がけて、適量補充の模索からの断薬成功という道を通って今に至ります。

結果的に吸入薬を含め、完全に体に入れるステロイドをゼロにでき、コートリルでコルチゾールを補充せずにできるレベルの、適度な運動を習慣にすることができました。

これはゴールではなく、私の新しいスタートラインです。

今後は「ストレスに強いHPA軸を育てる」を目標にして、最低限のコルチゾールで高負荷なアクティビティができるように、鍛えていこうと思っています。

最初はHPA軸を鍛えるなんて出来るの？と半信半疑でしたが、ちゃんと理論や科学に沿った方法がありました。次のブログでは、その詳しい理論と具体的な方法についてまとめようと思っています。