Note副腎クリーゼの見分け方 重要

コルチゾール不足と副腎クリーゼの見分け方の参考例が、欧米の情報にあったので翻訳してみました。片頭痛が副腎由来の症状だったの初めて知ったのですが、体調不良が始まった頃から、片頭痛がとっても酷くなったので、なんとなく納得でした。

副腎クリーゼの見分け方PDFのデータをダウンロードできるようにしていますので、ご希望の方はご自由にお使いください。

私のボーダーライン

コルチゾール不足と副腎クリーゼのボーダーラインと追加の目安は、人それぞれだと思いますが、私の場合は単体のコルチゾール不足(例えばお腹を壊してしまっただけ等)の時は、とりあえず様子を見ていました(別の理由でもお腹を壊すので)。一緒に心拍数の増加があった場合は要観察(脱水の可能性がある)で、一緒に頭痛と吐き気の症状が出てきたら、迅速に適量を追加して休むようにしていました。

単純にお腹を壊すだけの場合、コルチゾール不足に由来する症状ではない(急性胃腸炎など)かもしれないと疑ってみたり、そもそも健康な人も自律神経の乱れなどから、突然1回だけお腹を壊して回復する時もあるので、欧米の方々も「2回目から追加」という判断も多い印象でした。

指の関節痛も、コルチゾール不足になりかけのサインですが、私の場合は「関節痛だけが出てクリーゼにならない」というパターンも多く、スポーツドリンク(ブドウ糖を含んでいないもの)と休養だけで回復できる事がほとんどでした。

少し休めば回復できる事・追加が必要だったケースをメモして精査してみたところ、私のボーダーラインは以下の様な症状の時の様でした。

  • 症状が複数揃った時(私の場合は3つ以上が目安)
  • 意識朦朧の時
  • 脈や呼吸に症状が出た時
  • 少し休んでも悪化する時
ボーダーラインの重要性

日常から大げさにコートリルを追加してしまった場合、将来的に自発コルチゾールを失ってしまう事になり、ますますコントロールが難しい体質になってしまうので、このボーダーラインの判断は、予後にも繋がる重要な要素だと思っています。

コルチゾール不足のトリガー

参考までに、欧米の副腎皮質機能低下症の方が、コルチゾール不足のトリガーになるものとして、初心者の方に共有されていたものは、「睡眠時間・アレルギー反応・アルコールの摂取・脱水・精神状態・運動・暑さ・寒さ・熱・空腹・病気・常用している薬・月経周期・痛み・ストレス・嘔吐」で、別の資料では「砂糖・精製された小麦粉の加工食品・穀物や豆類などの腸を刺激する食品・過度の運動と運動不足・感染症(急性&慢性)・怪我・アレルギー・薬・栄養不足・恐怖心・経済的な悩み・愛する人の死・夫婦間のストレス・失業・睡眠不足・喫煙・メンタルストレス・ネガティブ思考・頑張り過ぎ・リラックス不足・カフェイン・毒素」でした。

体質や持病の有無にもよるとは思いますので、あくまでも参考までに。


国内外の情報や論文・コントロール良好な方の体験談などから見つけた情報を集めています。副腎皮質機能低下症のメカニズムに関する事は「Note」へ、体験談やヒントなどは「Misc」に記録しています。

※医療も翻訳も素人で、コメントも個人的な感想・見解である事をご了承ください。