Misc災害時の備え

私はグルテンフリー&無添加の食生活をしているため、災害時の備えも念入りにしています。住環境的に公共の避難所に行く可能性は低いのですが、万が一の時も安心して過ごせるように以下の食材を備蓄をしています。

  • 災害時用のお米(アルファ米)ストック:60食以上
  • 無添加のタンパク質系レトルト食品:30食以上
  • ミネラルウォーター:2ℓ×10本以上・500mℓ×70本以上・20ℓの温泉水(合計75ℓ)
  • フリーズドライの野菜スープ・味噌汁・梅干し・海藻類

無添加のタンパク質系レトルト食品は、サバの水煮やホタテの水煮など、無添加のものを選んで備えています。これらは普段からサラダのトッピングなどに使えて、ローリングストックとしてローテーションできるので、無駄になることはほとんどありません。

お水も日常的に飲んでいるものを少し多めにストックしているだけなので、無駄になることはありません。でも、どうしても用途がなくて困るのがアルファ米です。非常用に備えてはいるものの、普段の生活では出番がなく、結局5年ごとに大量に破棄することになっています。何か有効な使い道があればと思うのですが、賞味期限が近いものを寄付するわけにもいかず、いつも悩ましいところです。

最近は服薬内容もシンプルになってきたので、薬の整理も以前ほど大変ではなくなりました。旅行や災害時に備えて、よく使う薬はコートリルを含めて一つにまとめておき、そのまま持ち出せる形にしています。

日常のお米のストック

ここ最近の米不足は、小麦粉を食べられない私にとってはまさに死活問題です。そのため、2月ごろから計画的に備蓄を始めていたので、今のところ困ることはありませんでした。自宅の冷蔵庫の一角には、お米をジップロックで小分けにし、銘柄ごとにラベルをつけて管理し、数ヶ月分を保管しています。

欧米の副腎皮質機能低下症の患者さんたちは、「コートリルさえ飲んでいれば大丈夫」という発想がありません。栄養が整っていないと、補充療法だけでは体が回らないことをよく理解していて、食事や生活にも工夫を重ねているので、日本の患者さんと比べると、日常生活を元気に送っている人が多い印象があります。

なので私も、食べるものだけは妥協せず、安全で質の良いものを選ぶようにしています。お米に関しても、自分が安心して食べれるものを確保しておき、備蓄が多くなりすぎたときは家族に分けたりしながら、新しいものを買い足して上手くマネジメントしています。ちなみに、これらの備蓄はすべてオンラインで購入しているので、買い物に出かける手間もありません。

食事の質を整えることで新たな病気を防ぎ、体調が安定すると通院回数も減って、その分仕事に使える時間が増えました。結果的に「稼ぐ力」につながるので、私にとって食事への投資はとてもコスパの良い選択肢です。

まとめ

日頃から食事や環境を整えておくことは、健康の土台をつくり、日々の暮らしを安定させることにもつながります。非常時の備えもまた、自分の体を守る“自己管理”のひとつとして、楽しみながら取り組んでいます。

2025.6.9 掲載