微調整という選択肢 必読

シックデイには「シックデイ・ルール」がありますが、そこまで明確なシックデイではないものの、コルチゾールが相対的に不足していて、そのままでは自分の力では持ち直せず、放置すると徐々に悪化していく、という状態は実際にあると思います。

日常はできるだけ追加せずに過ごせるのが理想ですが、どうしても乗り切れない場面では、オンライン医療講演会で先生が話されていたように、大きく増やすのではなく、1.25〜2.5mgなどの小さな単位で調整しながらコントロールする、という選択肢があります。

資料

ただ、しっかり補充の誤解の図にもあるように、わずか2.5mgの服用でも血中コルチゾールは18μg/dLほど大きく上昇することがあります。だから、2.5mgという少量だからといって、気軽に頻繁に足してよい、という話ではなく、あくまで悪化を防ぐための最小限の調整で、日常はできるだけ追加せずに過ごす考え方の上に成り立つ選択肢という位置づけだと思います。

※具体的な飲み方については、個人差が大きいため、主治医と相談しながら判断することが前提になります。

補充療法の考え方

コートリルをただ「足す・減らす」だけで考えるのではなく、体の状態や生活の負荷、回復の流れを見ながら、補充療法をどう理解していくかをまとめています。

« 前の記事へ 補充療法の戦略の違い
次の記事へ » 増量する前にできる事
2025.12.22 掲載

読んでくださった方が、自分なりの工夫を見つけるヒントになればうれしいです。
医療に関する判断を行う際は、必ず医師にご相談ください。