Misc血糖値データと補充量の微調整
2018年に発表された論文で、CGMを使って隠れた低血糖を見つけて、補充療法を調整したという報告がありました。
副腎不全ではコルチゾールの補充が必要ですが、その「適量」をはっきり判断できる指標は少なくて、実際には症状を見ながら調整していくことが多いようです。
この研究では、しっかり補充されていると考えられていた患者さんでも、朝に頭痛や体調不良が出ていました。CGMで血糖を見てみると、6人中5人で、深夜から早朝にかけて低血糖が起きていたそうです。
そのデータをもとに、補充量や服薬のタイミングを調整したところ、夜間の低血糖が起きなくなって、症状も改善していました。
見えていなかった低血糖が体調に影響していた可能性があって、CGMでそれが可視化されることで、調整のヒントになることもあると思いました。
参考資料
Usage of continuous glucose monitoring (CGM) for detecting an unrecognized hypoglycemia and management of glucocorticoid replacement therapy in adult patients with central hypoadrenalism
https://www.jstage.jst.go.jp/article/endocrj/65/5/65_EJ16-0387/_html/-char/ja
読んでくださった方が、自分なりの工夫を見つけるヒントになればうれしいです。
医療に関する判断を行う際は、必ず医師にご相談ください。
