MiscオピオイドとHPA軸

ステロイドからの副腎不全は「グルココルチコイド誘発性副腎不全」として分類されますが、ステロイド以外の薬剤、たとえばオピオイドや抗精神病薬などによってHPA軸が抑制される場合は、「続発性副腎不全」に分類されるようです。

オピオイドもHPA軸に影響を与える薬のひとつで、慢性的な使用や高用量では、実際に副腎皮質機能低下症(続発性)を引き起こすことがあると報告されています。症状があいまいなことも多く、見逃されがちですが、コルチゾール分泌の低下によって、疲労感・低血圧・ストレス耐性の低下などが出ることがあります。

多くの場合、原因薬剤の減量・中止によってHPA軸の回復が期待できますが、そのプロセスや期間には個人差があり、グルココルチコイド誘発性副腎不全と共通する注意点も多いと感じました。

参考資料

2025.7.15 掲載

副腎皮質機能低下症のメカニズムに関する情報は「Note」へ、補充療法のヒントは「Hint」へ、その他の情報は「Misc」へ、メッセージ経由でいただいた質問の一部は「FAQ」にまとめています。読んでくださった方が、自分なりの工夫を見つけるヒントになればうれしいです。

※体験をもとに整理した内容であり、医学的助言を目的としたものではありません。