FAQQ.自発がある場合、失わずにコートリルで補う方法は?
本当にコルチゾールが足りていない症状に対してコートリルを飲む場合は、「マイナスをゼロに戻す」ための補充になるため、自発の抑制リスクは比較的少ないとされています。ただし、自発を上回る量を2週間以上連続で服用すると、自発コルチゾールの分泌が徐々に弱まっていく可能性があるため、以下のような工夫で自発を温存しつつ過ごしているケースもあります。
- 頓服を基本にして、必要なときだけ補う
- 常用する場合も、できるだけ少量にとどめる(例:2.5mgなど)
- シックデイ時の増量は、回復が見えたらなるべく早めに切り上げる
- 飲まずに安静にして、体力や炎症の回復を待つ日を意識的に作る
※コートリルの飲み方は病状によるので、必ず主治医と相談ください
2025.7.16 掲載
※副腎皮質機能低下症の闘病に関して、メッセージやDMでいただいたご質問に、私自身の体験談として回答した内容を記録しています。ご質問はメッセージから受付しています。