FAQQ.薬剤の影響でコルチゾールやACTHが低く見えることはありますか?

薬剤の影響で、コルチゾールやACTHの検査値が実際より低く見えている場合もあるみたいです。

例えば、ステロイド薬を使用していると、内服・吸入・外用を問わず、体は外から補われているコルチゾールを感知し、ACTHの分泌を抑えます。その結果、ACTHもコルチゾールも低く測定されやすくなることがあるそうです。

また、抗不安薬や睡眠薬、抗うつ薬、鎮痛薬、ホルモン製剤なども、HPA軸や自律神経、睡眠リズムに影響し、ホルモンの分泌タイミングや量を変えることがあります。その影響で、本来の分泌能力より低く見える数値が出ることもあるそうです。

検査値を解釈するときは、採血の時間帯や体調だけでなく、現在使用している薬や用量、使用期間を含めて評価してもらうことが大切だと思います。

数値は重要な手がかりですが、薬剤の影響で一時的に抑えられて「低く見えているだけ」の可能性もある、という前提を持っておくと、今の状態を一面的に判断せずに済むと思います。

2026.1.5 掲載

※副腎皮質機能低下症の闘病に関して、メッセージやDMでいただいたご質問に、私自身の体験談として回答した内容を記録しています。ご質問はメッセージから受付しています。