FAQQ.歯医者に行くときはステロイドカバーが必要ですか?
抜歯や手術のような侵襲的な処置では、主治医の指示に従ってステロイドカバーを行うのが基本です。一方で、通常の診察や定期的なクリーニング程度の場合、私は当初は薬剤の臭いや緊張で追加投与が必要でしたが、少しずつ慣れていき、今では不要になっています。
ただ、歯科は室温の低さや、顔にかけられるタオルの柔軟剤の匂いなど、ちょっとした刺激でも消耗してしまうことがあり、人によっては十分ストレスになることもあります。私は「何がダメなのか精査する」「慣れること」や「工夫して環境を整えること」で、なるべく追加に頼らないようにしてきました。具体的には、体調の良い時にスケジュールする、アレルギーのある薬剤を伝える、薬剤の臭いを避けるために朝イチの予約にする、顔にかけるタオルを持ち込むなどです。
最近はエステのような雰囲気を大切にしている歯科も増えているので、居心地の良さで選ぶのも一つの方法かもしれません。
2025.9.14 掲載
※副腎皮質機能低下症の闘病に関して、メッセージやDMでいただいたご質問に、私自身の体験談として回答した内容を記録しています。ご質問はメッセージから受付しています。
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