FAQQ.明らかな不足以外でもコートリルを増やしてラクになれば正解ですか?

一時的にラクになることと、適切な増量だったかどうかは別と考えています。

私の主治医の話では、コートリルはステロイドなので、原因がはっきりしない不調にも効いてしまうことがあり、そこで症状が軽くなると「当たった」と感じやすいそうです。ただ、それが続くと万能薬のような使い方になり、増量から抜け出せなくなることがあります。

コルチゾール不足に対するコートリルと、治療として使うステロイドは別の目的で処方されることが多いようです。例えば、炎症をしっかり抑えたい時は、コートリルをじわじわ長く増やすより、少量のプレドニンを短期間で使った方が良いケースもあります。

なので、患者側も医師がどんな治療計画で、どのようにリスクと効果を判断しているのかを理解しておくと、安心して治療に取り組めるのかなと思いました。

2025.11.22 掲載

※副腎皮質機能低下症の闘病に関して、メッセージやDMでいただいたご質問に、私自身の体験談として回答した内容を記録しています。ご質問はメッセージから受付しています。