Miscコルチゾール補充の失敗例

副腎皮質機能低下症のコルチゾール補充の失敗例は、副腎皮質機能低下症の情報発信・収集で利用しているSNSで、でHさんが上手く表現してくれた言葉通り「体調良くする薬と認識して、体調良くしたいから増量+悪くなったからさらに増量」という間違った使い方だと思っています。

主治医は服薬数・体重・採血の経過から、過量になっていると判断した場合、必要以上の量は出し渋る様になります。本来は災害やシックディ用に、ある程度持たせておくべきですが、ステロイド依存の方は、何かしら理由をつけて、日常の中で多めに飲んでしまうからです。

飲めば飲むほど副腎機能が悪くなり、コントロールも悪くなってしまうので、1日の分泌量を考慮した主治医からの処方では、全然足りなくなってしまい、ステロイドを個人輸入して、内緒で増量している方々も存在するので、なかなかの闇だと思っています。

私は最低限の量しか飲まない事から、逆に主治医は「本当に辛い時は飲んでね」「1日だけの増量なら副作用は無いからね」と言っていましたし、シックディは、そんなに頻繁に起こらないので、シックディ用の予備も毎月余っていく事から、コートリルの備蓄も常に100錠を超えています。

他の患者さんの服用状況を質問したところ、飲みすぎてトラブルになっている事が多いとの回答だったので、適量で管理できるという事は、そんなに簡単じゃないのかもしれません。

治せる不調は治す努力をして、薬に依存しない心がけって、大事だと思っています。

2023.12.17 掲載

国内外の情報や論文・コントロール良好な方の体験談などから見つけた情報を集めています。副腎皮質機能低下症のメカニズムに関する事は「Note」へ、体験談やヒントなどは「Misc」に記録しています。

※医療も翻訳も素人で、コメントも個人的な感想・見解です。