Miscコルチゾールの節約方法 体験談

欧米の副腎皮質機能低下症の方々に周知されている、なるべく少なめのコートリルの量で、比較的元気に過ごす為の方法と、その理由が解説してありましたので、翻訳してみました。

Q. 副腎皮質機能低下症は、砂糖・高炭水化物食・カフェイン・加工食品を避けるのが好ましい事が周知されています。しかし、これらの食品は一般的に「コルチゾールを上げるもの」と定義されていました。どうして避ける方が良いのですか?

A. 副腎が健康な人はコルチゾールが出せるので、コルチゾールが上がります。副腎皮質機能低下症はコルチゾールがそもそも足りないので、上げる事ができず、逆に補充が必要になってしまいます

A. それらの食べ物は血糖値に影響を与え、血糖値を調整するのにコルチゾールが更に必要になってしまうからです。血糖値をなだらかに保つ事が大事です。

A. 副腎皮質機能低下症はコルチゾールが作れないので、砂糖・高炭水化物食・加工食品によって、血糖値がスパイクして、クラッシュします。体に負担がかかり疲労感が増えるので、更にコルチゾールが必要になりますカフェインは脳を興奮させるので、下垂体が「緊急事態」だと認識します。その反応によって副腎がアドレナリンを出す事になり、副腎が過労な状態になる事で、コルチゾールが枯渇してしまい、体に負担がかかり疲労感が増えるというメカニズムです。


欧米の医療では「副腎皮質機能低下症のコントロールの為の糖質の管理」を、血糖測定器を使った血糖値コントロールと同じく、医師の元で医療として行ってるレベルらしく、そういう患者さんの口コミを見かけます。

適量のコートリルを飲んでいるのに、何故か疲労感が改善しない場合や、何故かコートリルの追加が必要な日が多いという場合は、食べ物の影響もあるのかもしれません。

また、軽症やグレーゾーンで、なるべくコートリルを飲まずに過ごしたい方々も、体や副腎負担をかけないライフスタイルを心がけている様です。

健康な方の「コルチゾールが上がる」は、副腎皮質機能低下症の方には負荷になる可能性が高いので、なるべく避けるようにする事も大事なのかもしれません。


「体験談」の記事は、欧米の副腎皮質機能低下症のコミュニティ(実名登録制・一般非公開)の体験談を読んだ感想として記録しています。引用元が一般非公開でソース元にリンクできない事からも、一部の記事は期間限定で公開しています。


国内外の情報や論文・コントロール良好な方の体験談などから見つけた情報を集めています。副腎皮質機能低下症のメカニズムに関する事は「Note」へ、体験談やヒントなどは「Misc」に記録しています。

※医療も翻訳も素人で、コメントも個人的な感想・見解です。