
第88話「セルフケア」
ここ数年は生理も穏やかで、体調が安定していたのですが、今回は前触れの段階から不調が始まりました。珍しく午前中にコルチゾール不足を起こしてしまい、自力で回復できず、コートリルの頓服を使ってレスキューしました。その翌日にはひどい頭痛も出てしまい、なるべく使いたくないナラトリプタンのお世話にもなりました。
思い当たるのは、先日のフルコースでいただいたグルテンフリーのデザートや、場の雰囲気にあわせていただいた飲み物や、数日後にバーでいただいた小さなお菓子です。健康な方々と一緒に過ごす場では、本当はペリエなどを選びたいところでも、なんとなく場の空気に合わせてお酒のように見える飲み物を選んでしまうことがあったり、出された食べ物を残しづらい雰囲気の中で口にしてしまうこともあります。
- 白葡萄ジュース
- オーガニックのハーブティ
以前にも似たような体調の崩れ方をしたことがあり、やっぱり甘いものが体に影響しているのは間違いなさそうだと、あらためて感じました。
体調が良い時に薄めの紅茶やハーブティを試してみたこともありましたが、そうした「少しだけ」の緩和では体調が安定せず、やはり私の場合は、漢方外来のM先生のアドバイス通り、「濃い飲み物と甘いもの断ち」が、コートリルを使わずに過ごすための鍵になっているようです。
あなたはあなたが食べたものでできている「You are what you eat」という言葉がある通り、食生活は一見地味に見えるけれど、実は、体の土台をつくるうえで欠かせない、大切な基盤でもあります。私自身、もし「食事に気をつけること」の大切さを知らなかったら、ここまで回復することはできなかったかもしれません。
病気になってから治すより、できるだけ「ならないようにする」ほうがずっと楽ですし、心も軽く過ごせる時間が増える気がします。実際、食べもの次第で防げる病気は、意外と少なくないので、やっぱり日々の食事は大事にしたいと、あらためて感じました。