Misc呼吸器科のM先生
3年前の今頃は、吸入薬を片手に、何度も救急外来のお世話になって、それでも原因がわからず、正直詰んでいました。そんな頃に出会った呼吸器科のM先生は、私の低コルチゾールと低ACTHをみつけてくれた人でもありました。
当時の無知な私に、「発作を繰り返すとリモデリングで喘息が難治化する」という話を含めて、とにかく怖い話をたくさん教育してくれて、投薬以外でできる努力はするべきだと、真剣に伝えてくれました。
一風変わった、個性的な開業医の先生だったので、一般的な組織の中には収まりきれない部分もあったのか、周囲の大きな病院の勤務医からの評価はさまざまだったようですが、私にとっては恩人であり、人生を大きく変えてくれた大切な存在になりました。
この先生の言葉には、まさに本質があり、今の医療の枠を超えて、本当の意味での「治療」をしていたと思います。
今年も先生に何か贈り物をして、感謝の気持ちを伝えようと思います。