Misc回復期のコートリル

受診日に、コートリルの使用状況を報告しました。ここ最近は1.25〜2.5mgを月に3〜4回ほど服用することがありますが、主治医によると、回復した人の中にも、私と同じように「完全にゼロ」にできない人は多いそうです。

私自身、決して甘えで飲んでいるわけではなく、できれば1日でも早くゼロにしたいと思っていいて、飲まなければ確実に寝込むほどの不調やダメージがくると、確信できる時だけにしています。

たぶん、まったく動かず無理をしなければ飲まずに過ごせるのかもしれません。ただ、それでは筋肉を落とし、長期的には不健康になりますし、頭痛や体の痛み、自律神経の不調も増えてしまい、結果的に悪循環に陥ってしまうように思います。

今回の診察では、主治医から「ステロイドは広い範囲の症状を一時的に楽にしてしまうため、判断を誤りやすい薬です」と念を押されました。「ドーピングのような使い方になっていないか」「そうなると体に悪いことをしていることになる」とも注意がありました。

私は、元気になるまで飲まないこと、完全に症状が消えるまで飲まないことを自分のルールにしているので、自分では過剰にはなっていないと思いますが、今一度、必要な時にだけ使えているか、他にできることはないかを見直してみようと思います。

回復期のコートリルの使い方は本当に難しく、悩ましいところですが、できればS先生の手を離れるまでに、「今回は一度も頓服せずに過ごせた」と報告できるように、整えていきたいと思います。

2025.10.15 掲載

欧米のコミュニティや患者さんが執筆した書籍では、具体的で実践的な知恵がたくさん紹介されています。このブログでは、そのなかから「病院では教えてもらえない工夫」を学び、自分でも試して効果を感じられたこと、そして病気のメカニズムに関する理解を深めた内容を記録しています。

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※医療も翻訳も素人で、コメントも個人的な感想・見解です。