FAQQ.CRH負荷試験の頂値が18μm/dL以下で、ACTH負荷試験は正常でした

CRH負荷試験でコルチゾール頂値が18μm/dL以下だった場合、副腎機能低下症に当てはまるのかどうかは、ACTH(副腎皮質刺激ホルモン)の値や他の検査結果とあわせて判断されます。ACTHが正常な場合、必ずしも副腎機能低下症と診断されるわけではないようです。

ACTH負荷試験は「副腎が正常に働いているか」を調べる検査で、CRH負荷試験は「下垂体が適切にACTHを分泌できているか」を確認する検査です。ただし、診断は単一の検査結果だけで決まるわけではなく、症状や他のホルモン値を総合的に考慮して医師が判断します。内分泌の検査は、明確に白黒つけるのが難しい部分もあるようです。

2025.2.10 掲載

※副腎皮質機能低下症の闘病に関して、メッセージやDMでいただいたご質問に、私自身の体験談として回答した内容を記録しています。ご質問はメッセージから受付しています。