FAQQ.グルテン・カゼイン・カフェインを控えると不調が改善される?

副腎皮質機能低下症でも、そうでない場合でも、グルテン・カゼインが体の負担(炎症)になっている体質の方と、そうでない方が居ると思っています。私の場合は効果があったので継続していて、副腎皮質機能低下症でも一定数の方が暮らしやすくなっている印象です。

欧米の医師の指導で、サラセミア(鉄が過剰になる病気)の患者への指導で、「食事中にお茶を飲んで鉄分の吸収を下げる」「鉄分を排出するように、カフェイン・乳製品を摂る」という方法があるそうです。逆に、サラセミアではない場合は貧血になる可能性があり、カフェインは脱水・電解質異常になる可能性もあり、血糖値にも影響するので、コルチゾールの無駄使いになる場合もあるようです。

同じHPA軸の機能障害からのヒントとして、ハーバード大学医学部が出版しているManaging and Recovering from Long COVIDを購入して読んでみたところ、グルテン・カゼインを除去する事について記載されていて、海外の副腎皮質機能低下症の自然療法(おそらく軽症者やグレーゾーン向け)でも、一般的なアレルギーや過敏症を招く食品・毒素・化学物質を取り除く事で、体の自然な回復をサポートするという取り組みがある事からも、自分の体質にあった食事内容で、体が楽になる可能性はあると思っています。

2023.8.1 掲載

※副腎皮質機能低下症の闘病に関して、メッセージやDMでいただいたご質問に、私自身の体験談として回答した内容を記録しています。ご質問はメッセージから受付しています。